こんにちは!ナナです。
ついについについに!!!映画キングダムの公開日となりました!!!
予告はこちらから↓↓↓
もちろん朝一の時間で最高席を予約して行ってきましたよ・\(( °ω° ))/
人気漫画ということで、多くのファンが期待している作品ですが、漫画の実写化は諸刃の剣。
過去には多くの名作たちの実写化が、ことごとく散っていきました・・・
しかし今回の実写化は「佐藤 伸介」監督だし、原作の「原 泰久」先生も脚本に加わっているので期待できますね!!
ということで、最速レビューをしていきます♪
どうしてもネタバレが入ってしますのですが、ある程度原作を読まれている方にとってはすでにネタバレですもんね!
キングダムの評価は??あのキャストはどうだったのか??続編は???
レディゴーd( ̄  ̄)
Contents
原作と違う箇所
ストーリーは原作1巻〜5巻の「王弟反乱編」であり、基本的な流れは原作に沿っています。
ただやはり映画の放映時間に収めるために省略されている箇所や、改変されている箇所がありました。
ムタ戦〜山の王まで
この辺りは省略されてあります。
ムタと戦う→隠れ家に行く→さらっと昌文君と合流→さらっと山の王の元に
丸々無くなっているわけではないです。時間の都合上、この辺りは時間は使えないと思うのでまあ納得の省略ではありますが、昌文君のかっこいい場面や、楊端和のセリフが少なかったのが残念ではあります。
左慈とランカイが逆
原作では左慈を通路で倒した後にランカイと戦いますが、映画では先にランカイと戦います。
ここら辺は左慈をボスとした方が映画的には盛り上がると思うので、個人的にはすごく良かったです。
王騎将軍の登場のタイミング
原作では政のところに登場し、魏興を一刀両断しますが、今作では最後に戦いを収める形で登場します。
そして魏興は王騎ではなく、信によって切られます。
キャラクターの再現度が高い!!
原作のファンであれば気になるのが、魅力的なキャラクター達の「再現度」ですよね。
原作の原さんが山崎さん演じる信を「原作よりいい」と評していたことや、河了貂(カリョウテン)を橋本環奈さん、楊端和(ヨウタンワ)を長澤まさみさんが演じられるということで役者さんにもかなり気合が入っている!
そして何より気になるのが原作でも人気の高い、「大沢たかお」さん演じる「王騎」ですよね。
予告でのシーンで賛否両論あったでしょうが、果たして劇場ではどうだったのか??
信(しん)/山崎賢人
まず声がイイ!!本当に信の声だと思うほどハマっています。
私は見た目が似ているかどうかもですが、まずは声からキャラを感じれるかを重視しています。
山崎さんの声は信そのもので、セリフの力強さも原作そのものです。
アクションもカッコよく、バトルアクション映画としても漫画実写アクションとしても楽しめました。
嬴政(えいせい)・漂/吉沢亮
こちらもキャラにぴったりな配役でした!
原作よりもバトルアクションは多めとなっています笑
信と死別するシーンは特に印象に残る演技で、映画館で涙を流される女性が多いこと多いこと!!
楊端和(ようたんわ)/長澤まさみ
こちらは政(吉沢さん)とは逆に男性を魅了していました笑
演技もはまっており、楊端和の美貌と剣技には目を奪われます!!
セリフの感じがまさに楊端和の雰囲気そのものだったのですが、セリフがいくつか省略されていたのが残念でした泣
あと太ももがすごい綺麗です!!必見!!!
河了貂(かりょうてん)/橋本環奈
最初はこのころの貂にしては大人すぎるなあと思っていましたが、よく考えれば全体的に原作より年齢層が高めなのでぴったりでした笑
橋下さんの演技は貂の可愛らしさをしっかりと表現していましたが、この頃独特の憎ったらしさは少なかったです。
あとあまり活躍の場がないですね泣
ミノはすごく原作の雰囲気を出していたと思いますが、夜見たら軽いホラーです。
王騎(おうき)/大沢たかお
王騎に関しては色々と意見があるでしょうが、まず初めに一言いうと王騎の再現は不可能でしょう!!
さすがに原作の王騎は個性が強すぎます!!笑
その点を踏まえるのであれば、私は大沢たかおさんで良かったと感じました。
見た目はさすがに際限が難しかったようですが、話し方や仕草のクオリティが高いです!!
多分大沢さん以外の方がやっていたらただのコスプレだったんじゃないかあと思います。
笑い方やちょっとした体の動きなど、大沢さんの役者としてのレベルの高さが伺えます!!
ただ何度も顔をアップにするのはやめてほしい笑
あとあえて言うなら二の腕が綺麗すぎました、、、
筋肉の再現は難しいと思うのですが、さすがに将軍の腕には見えなかったので迫力が少し下がりました。
これだけは残念です。
成蟜(せいきょう)/本郷奏多
少し大人になっている成蟜です。
本郷さんが見事に今作の敵大将を演じきって切れていた印象です。
成蟜は武将ではないので、戦いのシーンがなく、下手したら空気になるんじゃないかなと心配していたのですが、本郷さんの演技がしっかりと成蟜と言うキャラクターを印象付けてくれました!
壁(へき)/満島真之介
まず見た目がカッコ良すぎです!!
一番美化されてしまったような気がします笑
見所はやはり左慈に一撃を入れるシーンなのですが、いまいち左慈に剣が届いているのかわかりにくかったのが残念です。
昌文君(しょうぶんくん)/高嶋政宏
渋い!!
派手さはありませんが、非常に重要な役割を持つ昌文君。
演技もそうですが、後ろ姿に見た目と雰囲気はまさにキャラがそのまま登場してきたような衝撃でした。
政と合流するシーンで見せ場の場面をカットされていたため、映画では活躍の場が少なかっとのは内緒のお話
騰(とう)/要潤
要潤さんイケメン。以上。
本当に出番がありませんでした(泣)
昌文君の首(偽物)を差し出すシーンぐらいですかね。
まあ原作でもこの時の騰は笑い的要素のキャラだったので、出番がないのも仕方ないですね。
しかしこの少しのために要潤さんを使う贅沢さですよ!!
まとめ 原作ファン納得の再現度
原作の魅力と実写化ならではの良さが混ざり合った「完成度の高い実写化作品」だと感じました!
結局実写化が失敗する時って「実写化へのエゴ」が強い時なんですよね。
原作を超えてやる!!みたいな監督のいらないこだわりが原作の良さをぶち壊しにしてしますパターンが多いように思います。
しかし、いや「やはり」というべきか。
佐藤監督は原作の魅力を最大限に発揮できる作品へと仕上げてくれました!!
もちろん脚本に原泰久先生が関わっている部分も大きいとは思います。
ただバジオウやタジフが完全に噛ませになっていたり、昌文君の見所がなかったりと多少残念な改変はありましたね。
原作に強い思いがある方はここをどう捉えるのかで評価が変わってくると思います。
そして原作を知らない人はこの映画を楽しめるのか??と感じました。
漫画の実写化自体、基本的には原作ファン向けですが、映画自体は全ての映画ファンに向けて作るものだと思います。
全く原作を知らない人がこの映画を見て楽しめるか?と言うのは実写化映画の「宿命」とも言えますが、本作品ではその答えにわならないように感じました。
少し悪いと思った点にも述べさせていただきましたが、原作の再現度は非常に高いものがあり、原作ファンならきっと楽しんで見ることができます。
何よりキングダムの一番の見所は戦場!そう、今後に期待ができる作品なのです。
今作品が評価されるのは今ではなく、他国との戦争を舞台にした時だと私は思います。
映画キングダムは次作の出来次第で、最高傑作にもなるし駄作にもなる。
そんな映画でした。
逆に言えば「次回作を期待させてくれる映画」と言えるかもしれませんね!
それではみなさん、よい映画ライフを!